一生お金に困らない「未来予測」の技術
菅下 清廣著
今週金曜日の大阪出張の時に、大阪のキヨスクで購入した1冊で、ほぼ1日で読み切りました。
久々に自己啓発本の中で面白い内容でした。
その内容で気になった点を少しご紹介しますと、まず未来を読むためには、元になる「情報」が必要です。
それは一部の人しか知らない特別な情報ではありません。
日常生活の中に、誰もが入手できる形で、未来につながる有益な情報が潜んでいると著者は言っています。
ただし、今の世の中には、さまざまな情報が玉石混交で溢れていますから、入手することよりも、必要な情報だけを選択することの方が難しい。
まずは、みんなと同じ情報の中から大切な情報だけをすくい上げるために、日常生活の中でも、
自分の知りたいテーマについて常に意識をしていることが必要です。
次に未来予測に必要なのは、テーマに沿って集めた情報から、独自の視点で役立つ情報を絞り込んでいくことです。
ここで大切なのが、他人とは異なる独自の視点を持つこと。
そして、未来予測のための最終ステップは、想像力を働かせることです。
「未来予測力=過去の歴史の知識+想像力」
ここでの想像力とは、インスピレーションに近いもの。
想像力を鍛えるには、日々耳にするニュースから、習慣として小さな連想ゲームをする
と良いようです。
未来予測をする力とは、自分の頭で考える力と同義で、それなしには、
幸福な人生を送ることができないと菅下さんは言っています。
特に今回の大阪出張は、我々業界の将来動向的な講習も含まれていましたから、余計に感じた次第です。
10年後の姿を感じて、感性を働かせて、経営にあたって行こうと思っています。
平成27年2月28日(土)