皆さんおはようございます。7月は過去最高のスタートが切れました。
ありがとうございます。この調子で頑張ってゆきましょう。
人間万事塞翁が馬
にんげんばんじさいおうがうまという言葉があります。
昔、中国北方の塞(とりで)近くに住む占いの巧みな老人(塞翁)の馬が、胡の地方に逃
げ、人々が気の毒がると、老人は「そのうちに福が来る」と言った。
やがて、その馬は胡の駿馬を連れて戻ってきた。
人々が祝うと、今度は「これは不幸の元になるだろう」と言った。
すると胡の馬に乗った老人の息子は、落馬して足の骨を折ってしまった。
人々がそれを見舞うと、老人は「これが幸福の基になるだろう」と言った。
一年後、胡軍が攻め込んできて戦争となり若者たちはほとんどが戦死した。
しかし足を折った老人の息子は、兵役を免れたため、戦死しなくて済んだという故事に基
づく。
人間万事塞翁が馬とは、人生における幸不幸は予測しがたいということ。幸せが不幸に、
不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから、安易に喜んだり悲しんだりするべきでは
ないというたとえ。
先期心配していた決算が、最後の踏ん張りでなんとかいい形になり、経営計画発表会も終
わり好スタートも切れましたが、人間万事塞翁が馬となりそうないろいろなことが表面化
しています。
しかしここはピンチはチャンスととらえて前向きに進んでゆくしかありません。
先週も立て続けに4名に面接希望者のドタキャンがありました。正直開いた口がふさがり
ません。しかしながら企業は立ち止まってはおれませんから、前に前にと進んでゆくしか
ありません。
今までナガヤ47年の歴史の中でも、いろいろな出来事がありました。工場の事故等で本当
に大変な時もありましたが、それも乗り越えてきました。
今期は足元をきちんと固める年にしたいと思っています。
雨振って、地固まるとようにきちんと収益を出して、より良い質も高い企業に成長してい
きましょう。
平成28年8月1日(月)