決算まで残り1ヶ月です。今季は皆様の努力で今のところ計画以上の数字で推移して、
います。ありがとうございます。
有終の美を飾るべく、最終月も気合を入れて頑張りましょう。
但し来季を考えると不安がいっぱいです。弊社が得意としている分譲マンションの改修案
件も仕事の取り方が年々変化して来ています。
いろいろ策を練らなければ、業界地図も変えられてしまいます。
人も現在十分な体制ですが、さらに増強してゆくつもりですし、将来を見越して大府市に
物流拠点を新設します。
利益率の改善や内部体制の充実をしながら、今後5年・10年と戦える体制作りと財務体質
のさらなる改善を考えております。
時短をしながらの働き方改革は、厳しい情勢ですがさらに進めてゆくつもりです。
7月21日(金)経営計画発表会では、再度方針を詳細に発表しますので、宜しくお願いい
たします。
さて、この前新聞を読んでいて、驚いたことがありました。
世界各国の企業を対象に実施した従業員のエンゲージメント(仕事の対しての熱意)調査に
よると日本は、「熱意あふれる社員」の割合が6%しかいないことが分かりました。
米国の32%に比べて、大幅に低く、調査した139か国中132位と最下位クラスだった。
とのことです。
かつて、「会社人間」といわれた日本の会社員は勤め先の帰属意識を徐々になくしていった。
それでも仕事への熱意がなぜここまで低下したのか、記事によるとミレニアル世代が、求
めていることが全く違うことだ。ミレニアル世代は個の成長に重きを置いている。
それ以上に問題なのは、「不満をまき散らしている無気力社員」の割合が24%と高いことだ、
どうすれば改善できるか?「主な原因は上司にある。上司の言ったことを、口答えせずに
確実にやれば成功するというのが従来のやり方だった。之を変えなければいけない。上司
と部下が一緒になって、どう結果をだすか、部下をどうやって成長させてゆくかを考える
ことが上司の仕事になる。
アメリカでは、15年ほど前に自由化が進み、厳しい状況に追い込まれ、強みを延ばすことに
各社注力した結果、熱意溢れる社員が増えて、生産性も高まった。日本の企業も今厳しい
状況下に有り、ホワイトカラーの生産性を高めることに対する危機感が強い。
大きな変革は困った状況にならないと起きないという点で、今の日本は逆にチャンスだと
のことでした。
今のナガヤの現実もたまたま今期が良かっただけで、この状況と同じであると思っていま
す。
来期もいろいろ変革をしていこうと考えています。ピンチをチャンスに変えるべく、
皆、熱意をもって、チャレンジしてゆきましょう。
平成29年6月5日(月)