早くも四半期が終了しました。先月約14.5%ダウン 四半期でおよそ10%ダウンです。
弊社は過去10年消費税後、の反動で2016年6月期に2015年に6月期に6%ダウンが過去最高の落ち込みで、それ以降基本増収増益できています。
過去にここまで落ち込んだことはなく、最低です。
秋の最大の需要期に入りますが、昨年の分譲マンション数が、66案件今年が今のところ43案件です。しかも大型工事が少ない現状です。
大変な時代ですが、襟を正して、今ある仕事を全力でこなしてゆきましょう。
さて、先月9月24日に名古屋市の外郭団体 中小企業振興会の青年経営研究会で、講演をしてきました。題名は「塗料業界 当社の歴史と戦略」というテーマで行いました。
楠君に協力してもらい、資料を作成しました。
私も今年で、還暦ちょうど人生や会社を振り返るいい機会になりました。
入社したて、バブルの時代から営業をフル回転でしていた時代、バブル崩壊からやっと信頼できる人材が入って頂いた時代、低迷期を抜けて、新社屋の移転、分譲マンションの塗料獲得による、売り上げ拡大の時代そして、EPNの立ち上
げから今までの時代。
振り返ると、仕事はしくじってばかりだったなと思います。
その中で、最低限の目標は常にクリアーしていったと言う自負もあります。
身にしみての課題は、今でも人材育成だと考えています。
時代が変化し、若者の感性が変わってきました。40歳以上の皆様と40歳以下特に20歳代は、人生観や職業観が明らかに違います。
会社ももちろん時代に合わせて、歩み寄らなければいけませんし、社員の皆様も同業者の競争に負けてしまっては、話にもなりませんので、歩み寄って頂けなければなりません。
今期は業績も低迷して、社員さんの出入りもありますので、いい機会ですので、深く考えてゆきたい、今の時代に合った施策を考えてゆきたいと考えています。
最後の最後に青年経営研究会の講演でも言いましたが、塗料販売業界は大変で猥雑でもいい業界です。
① 需要があり、なくならない
② 大規模店出なくても特化すればそれぞれの領域(建築・自動車用・船舶)生きていける
③ 異業種からの進出が難しい
今期は、自分経営人生の中でも、最大級のピンチです。
皆さんと一丸となってこの苦境を乗り越えてゆきたいと考えています。
残り9か月、共に頑張ってゆきましょう。
令和2年10月5日(月)