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朝礼の言葉(2022年7月)

2022.07.20

朝礼の言葉 

 

皆さんおはようございます。

 

先週で第53期が、終了しました。

 

皆様のおかげで、売上・粗利総額とも過去最高です。

 

今期は、4月のナガヤペイントフェアの成功をはじめ、皆さんに頑張って頂きました。

 

そこで本年も入社1年以上の全社員に、決算賞与を支給致します。ありがとうございました。

 

又、本日の配送部で1名、長田(ナガタ)さんに入社して頂きました。もう1名全力で、求人をかけて採用してゆきたいと思いますので、よろしくお願い致します。

 

最近社内で気になったことがあったので、その関連で一つ紹介します。「かつてアメリカ一の犯罪都市」といわれたニューヨークの犯罪発生率を激減させる事に成功したのが、昔ニューヨークの市長を務めたルドルフ・ジュリアーニ氏です。市長はまず、「凶悪犯罪の取り締まりを徹底せよ!」という周囲の声をよそに、ニューヨークの地下鉄の落書きを消すよう指示しました。

周囲の人達は落書きを消したくらいの事で犯罪都市ニューヨークの治安が改善するはずなどないと思っていましたが、実際にはニューヨークの地下鉄から落書きが消えてからというもの、街での凶悪な犯罪発生率が目に見えて低下しました。この功績は世界的にも有名で、「最も多く犯罪率を削減させた市長」としてギネスにも掲載されています。また、荒れている学校は校舎のあちこちに落書きがあったりゴミが落ちていたりすると言いますが、それらを掃除することで学校が立て直された例が多数あります。

逆に、ほんの小さな傷やチリひとつない環境を保つ事で、利用者や従業員のモラルを向上させる事に成功したという代表例に、ディズニーランドがあります。ディズニーランドの清掃は24時間体制で、閉園後の清掃などは「赤ちゃんがハイハイできるレベル」で行われるそうです。これには「汚れたらすぐに対応する」というだけでなく、そもそも「汚させない」という効果があります。ゴミだらけの汚い場所に、更にゴミを捨ててしまう事に抵抗感は少ないものですが、ピカピカに磨き上げられた床の上にゴミなんて捨てられないのが人間の真理というもの。「夢の国」を支えているのは、徹底した清掃というわけです。

これらは、小さな綻びを放置すればあっという間に大きな綻びへと繋がってしまうという教訓でもあり、逆に小さな綻びを放置しないことで良い状態を保てるという希望でもあります。最初はたった一箇所の綻びに過ぎなかったものを、放置するか、それとも即座に対処するかによって、結果にこれほど大きな違いがでるのですから、ディテール、つまり細部の事とはいえ侮れません。

 振り返り我が社は、現在社員の皆様の昼食は、会議室や休憩室・打ち合せ室で行なっています。昼食後は、机の拭き掃除をして下さい。

面接や社外と人の打ち合せにも使用しますので、汚いとどんな会社かと思われてしまいます。

トイレ掃除や室内の掃除も同じ事です。ほんの些細なことから、ほころびが生じて、業績の低迷や不祥事・事故・火災につながってゆきます。

我々は、危険物を扱う事業者です。もし火災等を起こしたらこの場所で2度と操業が出来ません。

今までも注意して頂いたと思いますが、細心の注意を払い、環境整備・清掃を行なって下さい。

さあ、今期も始まりました。来年の今頃も最高の成果になりますよう、心引き締めて、新たなる気持ちで頑張りましょう。

 

令和4年7月4日(月)

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