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朝礼の言葉(2024年8月)

2024.08.06

おはようございます。

今期も1ヶ月まずまずのスタートを切りました。有り難うございます。

梅雨後、少し忙しくなりなんとかなりました。

先日、水野君が追突されました。稲尾君続き今期2度目です、皆さん十分注意して下さい。

二度あることは三度あるからです。又先月の始末書が7枚になりました。残念ながら過去最高の提出数です。

特に暇だった前半に集中しています。油断や弛みのないように気を引き締めて業務推進願います。

 

 先日の経営計画発表会で、時間が無くて言えなかったことを少しずつ、言っていこうと思っています。

まずは、環境整備です。弊社には私を含めて掃除当番があります。

掃除をして身の周りが整えば、仕事の効率がよくなり、生産性がUPする。これは多くの人が想像しやすい直接的な効用です。しかし掃除には、それ以外に間接的な効用があり、それも合わさって、アンケートの回答にもある「売上げの向上」「社員達のモラル、チームワーク、連帯感の向上」といった効果につながっています。この間接的な効用、ポイントは「掃除が社員を変える」ということです

掃除が社員の皆さんを変える?なぜか。

重要なポイントは、掃除が皆さんに様々な気づきをもたらすということです。

最初は上司に言われてやむなく掃除を始めると思いますが、身の周りが綺麗になれば素直に嬉しい。掃除はやればやっただけ目に見えるかたちで成果が現れる作業ですから、達成感や充実感が得られやすいのです。組織の一体感と、働く個人の達成感や充実感。そして、掃除を通じて身の周りの設備や備品に注がれる愛着は、やがて会社全体に対する愛着に育っていきます。これらが相まって、結果、モチベーションが底上げされ、掃除のみならず仕事そのものにも一生懸命に取り組むようになります。そして、結果的に売上げの向上につながっていくのです。

変化はまだ続きます。掃除を身の周りに限るとすぐに終わり、やがてマンネリがやってきます。「なぜ掃除なんて」とふと疑問に感じるときがくる。しかし、その疑問を乗り越えて掃除を続けていると、「他人のため」に掃除をする、人に喜んでもらうために掃除をする段階に進むのです。それはつまり、「『自分のために』とやっていた掃除」に対して抱いていたマンネリを、「他人のために」と意識を転換することで打破していくことになるのです。

すると、それまでは「自分の机が綺麗になれば満足」と感じていただけだったものが、他人が使う共有部分も綺麗にしないと満足にならない状態になってくるのです。ここで生まれるのが、利他の精神です。自分のためだけではなく、他者のために掃除をするようになる。他者のために働くことに、喜びを感じるようになる。ついには、特定の誰かのためではなく、自分と他人の区別なく「仲間のため、会社のため、お客様のため」という意識が芽生えるわけです。

こうして、社員は掃除を通じて3段階の変化を見せていくことになります

だから、掃除は大切なのです。

毎年言いますが、環境整備・美化は、仕事の基本中の基本です。小学生の子供もできます。

 

  •  掃除は、心もきれいにさせる効果があります。

 

  •  掃除は、人の心を謙虚にさせる効果があります。

 

  •  掃除は、小さなことに気づく効果があります。

 

  •  掃除は、感謝の心を育む効果があります。

 

  •  掃除は、人生をいい方向性に変える効果があります。

 

弊社も7年前から、マナー向上、整理整頓を言ってきていますが、なかなか実行されずに残念です。

もうこれは言い続けるしかないので、再度会社の根幹は、“凡事徹底” “小事が大事”と言うことを再度確認願います。

 

                               令和685()

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